ひとつの生命はいつか止まる。
卒業お祝い会に参加してきた。
うれしいことのお祝いをする。そして会う頻度が激減することを少しさみしくも思う。
そんな日にブイヨンが虹の橋を渡ったと知った。
大切な人の大切な命が鼓動を止める。
あらがえない出来事だってわかっているのに、そんなことが起こりっこないように毎日を生きているものだから、ぽんと渡された事実の扱い方に戸惑う。
そっかあのこにはもう会えないんだ。それが事実。
画面の向こうの出来事だから、私が困ることはなんにもない。
それでも、日常の手を止める静かな衝撃が私の中に響いている。